新型CBR600Fの話です。
簡単に言うとホイールを固定する太いボルト、
中空と言うのはボルト自体に肉抜きの穴が開いてる事。
開いてたら良かったのにCBR600Fは開いてなかった。
ホンダの場合1000cc以上は中空形状になっています。
現行だとCB1100、CB1300などなどが中空でした。
しかし大抵の場合シャフト径が25mmとなってまして
CBR600Fのようなシャフト径20mmで
中空形状なのは滅多に無い事が判明。
(CBR600RRみたいな金掛かってる600ccは中空)
色々パーツリストやら眺めてみたいけど、
ボルトの径は判っても中空かどうかなんて判らない。
これは中空だろ?と思って調べると違った、なんてざらに有る。
困っているとバイク屋さんに1台のバイクが・・・
なんと20mmの中空アクスルシャフトなのだ!
早速調べてもらうと流用可能な事が判明。
でもそんな良い事ばかりじゃなく、
CBR600Fは目測で330mm程の長さですが、
流用元のアクスルシャフトは360mmほど有ります。
その差30mm、左右にカラーを入れたとしても無理が・・・
となるとネジを切って要らない部分をカット、という方法。
やっぱり一筋縄では行かない問題ですねぇ
自分が何故中空なのを探しているかと言いますと
格好やら軽量化で探しているのでは無いのです。
ポールスマートに使っているメンテナンススタンド、
それの簡単キットってのがありまして、
シャフトの穴に8mmの棒を差し込みリフトアップさせます。
流用元のシャフトに開いた穴は8.6mm、差し込み可能でした(^ω^)
リアのアクスルシャフトを交換するだけで
ポールスマート用のメンテナンススタンドが流用出来るんです。
有ると無いとじゃチェーンの掃除が段違いに楽なんで
ここはやっぱり中空にしたいんですよねー
流用元のバイクは1987年頃の車種。
あの頃のバイクは色々贅沢な装備がついてまして
だからこそ中空のシャフトを使っているのだと思います。
部品自体はBO(バックオーダー)なので注文後1ヶ月納品、
もし来てみて穴が開いてなかったらどうしよう・・・
(品番統合とかで形状が変る事は稀にある)
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